
大阪・土佐堀川沿いの春の恒例イベント「北浜テラス」の川床開きに先立ち、少彦名(すくなひこな)神社(大阪市中央区道修町2)で3月25日、「川床安全祈願祭」が行われた。
大阪の新たな風物詩として水辺ににぎわいをもたらそうと、北浜エリアの建物オーナーや店舗、NPO、住民らでつくる「北浜水辺協議会」が主催する「北浜テラス」は、2009年に始まり今年で7回目。
今年は、初参加の中華料理店「農家厨房 北浜店」、レストラン「南あわじ美食農園オリザ 中之島スピニング店」の2店のほか、日本料理店やレストラン、カフェなど合計11店が参加する。
同日、連携イベントの「春の北浜めぐり~KITAHAMA RIVERSIDE FLOW~」も始まった。「川床」参加店の11店に「ギャラリー風」(北浜2)を加えた計12店が特別メニューや特典を用意する。4月17日まで。
同会理事長の出崎栄三さんは「水辺の活用例として、全国から行政や不動産関係者が視察に来られるようになった。今後、まだテラスとして使われていないスペースの活用方法について考えていきたい」と意欲を見せる。