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大阪・堺筋本町の食品商社の缶詰「酒とも」に新商品

新商品を持つ「アシストバルール」の広報担当勝村さん

新商品を持つ「アシストバルール」の広報担当勝村さん

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 大阪の食品総合商社「アシストバルール」(大阪市中央区南本町2)が9月10日、缶詰新商品「酒とも」4種の販売を始めた。

「紅ずわいかに味噌」など「酒とも」新商品4種

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 今年で創業22年目を迎える同社。7年前から自社開発の洋風プレミアム缶詰ブランド「ペスカマール」を展開している。和風プレミアム缶詰「酒とも」の販売も展開しており、売れ行きが好調なことから新商品の開発を進めてきたという。

 既に販売している「まぐろ尾の身味付」「北海道つぶ貝味付」「たらこ味付」「うにの水煮」に加え、新たに販売する商品は、「紅ずわいかに味噌(みそ)」「ムール貝のにんにくオリーブ煮」「赤西貝のにんにくオリーブ煮」「菜彩鶏(さいさいどり)のにんにくオリーブ煮」の4種。価格は各600円(参考価格)。

 広報担当者の勝村さんは「これまでの『酒とも』シリーズは日本酒や焼酎に合うような内容だったが、今回の新商品は現場でお客さまの希望を聞いた営業マンが『ほかの酒にも合う商品として、多くの人に自宅で缶詰を楽しんでもらいたい』とアイデアを提案したもの。社内で何度も調整を行いながら商品化にこぎ着けた」と話す。

 「酒とも」のコンセプトは「和風缶詰」のため、アヒージョは「にんにくオリーブ煮」と表記。営業現場ならではのアイデアを生かした結果だという。

 「缶詰全体の出荷数量は前年同期比143.1%増で、酒ともシリーズに限れば出荷数量は前年同期比274.3%増。当社の飛躍をけん引している」とも。

 「お薦めは、『紅ずわいかに味噌』」とも。同社によると、「一般的なかにみそ缶詰は、みそと身が混ざっているものが多いが、同商品はかにみそだけを使っているためうまみが濃厚で、スープやパスタソースなどに調味料として使う事もできる」という。

 10月からは、「赤西貝のにんにくオリーブ煮」をファミリーマートの一部店舗で販売する予定という。

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