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大阪本町にビリヤードカフェバー、現役女子プロ1位選手が運営

左から現役女子プロ1位の河原プロと店長の木下さん

左から現役女子プロ1位の河原プロと店長の木下さん

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 大阪・本町にビリヤードカフェバー「un-Seize(アンセーズ)」(大阪市中央区瓦町4、TEL 06-4708-7959)がオープンして1カ月がたった。

人気メニュー「小イワシのマヨ焼き」

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 北御堂近くの日宝ニュー本町ビル2階にオープンした同店。会社員が仕事帰りに楽しめるようにと、オフィス街である本町エリアでの営業を決めたという。

 ビリヤード台が2つ並んだ広々とした店内は、ソファエリアとバーカウンターを併設。店舗面積は37坪、席数は22席。店名の「アンセーズ」は、フランス語で「アン(1)」と「セーズ(16)」の意味。ビリヤードの球は1から15までのため16は存在しないが、「お客さまと一緒に作り上げていきたい」という思いを込めて名付けたという。

 店主の河原千尋さんは、7月のジャパンオープンで優勝した日本女子プロランキング1位のプロ選手。姉の影響で14歳からビリヤードを始めたといい、これまでに女子年間ランキング1位に4度輝いた実績を持つ。近年盛り上がりを見せるアジアを中心に、海外大会でも活躍している。

 同店でトッププロのレッスンが受けられるとあって、日曜には九州や名古屋など遠方からレッスンを受けに来る客も多いという。「今後はジュニア世代向けのコースなども増やしていきたい」と河原さん。レッスンだけでなく河原さんと9ボールで対戦する事もできる。

 河原さんは「居心地がよく、ビリヤードを気軽に楽しめるお店をいつか持ちたい」と考えていた所、友人の木下陽子さんに店長として手伝ってもらえることになり、同店をスタートさせた。「2人ともお酒が好きなので、お酒やメニューを2人で相談しながら今後も増やしていきたい」と木下さん。

 一番人気のメニューは小イワシの上に玉ねぎとマヨネーズを乗せてオーブンで焼いた「小イワシのマヨ焼き」(600円)。このほか、「ナン風カレーピザ」「鶏ポテトの香草煮」「ミニミックスピザ」「チキンとトマトのオリーブ煮込み」(以上600円)、おつまみには「ナチョス」(500円)、「ビーフジャーキー」「ナッツ」「スナック」(以上300円)など。

ドリンクメニューは、ビール(500円)、カクテル、焼酎、ウイスキー(以上700円)。ソフトドリンク、コーヒー(以上500円)を用意する。

 「ビリヤードブームを経験した世代が数年ぶりに自分のキューを持参して来店されるケースも。女性はまだ少ないが、仕事帰りの習い事のひとつになれば。初心者も気軽に楽しんでもらいたい」と河原さん。

 河原さんのレッスンは30分2,000円~(オープン期間限定)。インターネットからも予約できる。バータイム(18時~)はチャージ(500円)が必要だが、1時間のビリヤードプレイ(600円)でチャージ不要となる。

 営業時間は13時30分~23時30分。火曜定休。

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