毎年恒例となった北浜の土佐堀川沿いの飲食店による川床開きに際し、会期中の安全と繁盛の祈願とPRのために3月24日、「2015川床開き祭典」が行われた。
北浜地域のテナントや建築オーナー、NPO、住民らからなる北浜水辺協議会が主催。北浜・道修町の少彦名神社内(大阪市中央区道修町2)で神事を執り行い、そこから土佐堀川までの街中を東日本大震災の募金箱を持ち、北浜テラスの川床をPRしながら参加者全員で練り歩いた。土佐堀川では、船上おはらいと大阪締めをして安全と繁盛を祈願した。
カフェ&ダイニング「NORTHSHORE」は今年初参加。その他、日本料理店「北浜うらら」、ビストロバール「真琴」、クルージング&スペインバル「北浜ルンバ」、カフェ「MOTO COFFEE」、イタリアン「BUON GRANDE ARIA」、居酒屋「きのした」、カフェ「Brooklyn Roasting Company Kitahama」、カジュアルレストラン「OUI」の合計9店舗のテラスで、川沿いの景色を楽しみながら飲食できる。
同協議会理事長の関さんは、「川と街の連続性や大阪ならではの風物詩をつくりたいとの思いで始めた川床も9店舗まで増え、今年中にはさらに増えそうだ」と話す。「他の水辺拠点ともつながって、水都大阪を実現したい」とも。