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船場を巡回する「青パト」に新アナウンス-女子大生が吹き込み

相愛大学音楽学部松本直裕樹准教授(写真右)からCDを受取る中央区役所職員(写真提供=大阪市)

相愛大学音楽学部松本直裕樹准教授(写真右)からCDを受取る中央区役所職員(写真提供=大阪市)

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 大阪市中央区内を巡回する「青色防犯パトロール車」(通称「青パト」)が流す音声アナウンスが3月19日、相愛大学(住之江区)音楽学部の学生らが吹き込んだ新アナウンスに切り替わった。

中央区内を巡回する「青パト」

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 青パトは、大阪市が市内24区に1台ずつ配備している公用車。ひったくりや自転車窃盗など主に街頭犯罪を防止しようと、中央区内では2011年10月から、警察のパトカーそっくりの電気自動車が、屋根に備えた青色回転灯を回しながら防犯パトロールなどを行っている。相愛大学を経営する相愛学園は船場がルーツ。女子中学・高校は現在も、本町通沿い(中央区本町4)に校舎を構える。

 中央区と同大は昨年9月に地域連携協定を締結。新アナウンスの吹き込みは連携の一環で、音楽学部の学生らが取り組んだ。BGMの作曲とナレーションは音楽学科の学生が、録音は音楽マネジメント学科の学生が、それぞれ担当。啓発テーマ10種類を10枚のCDにまとめ、同区へ贈った。

 実際のアナウンスは、ホームページで試聴できる。

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