とんかつ店「とんかつ わた屋」(大阪市中央区南本町2、TEL 06-6563-7688)が8月4日、大阪・堺筋本町にオープンして1年を迎えた。
店舗面積は13坪で、席数は15席。とんかつとジネンジョの料理を提供する。オープン時はテイクアウトの弁当店としてスタートし、1月16日からイートイン営業を始めたという。店主の渡邉正則さんは「揚げ物はすりおろしたジネンジョと食べるとさっぱりして食べやすく、食後ももたれにくい。両方が好きなので2つを組み合わせた店にした」と開店の背景を話す。
昼も夜も定食(1,650円~)を15種類以上そろえる。豚肉は鹿児島県産のブランド豚という霧島山麓SRP豚をメインに使う。肉質について、渡邉さんは「柔やわらかく臭みが感じられずジューシー」と説明する。「人気はロースとヒレの定食。とんかつの衣は荒めのパン粉で、油はさっぱりとした植物性の油を使っている」とも。ジネンジョはその時期で一番いいものを全国から取り寄せているという。とろろ(660円)を用意するほか、むかごを使った一品料理(440円~)も提供する。
来店客は女性やカップルが多いといい、「ヘルシー志向が受けているのでは」と渡邉さん。「今後は違う銘柄の豚肉も使いたい。ジネンジョの季節メニューを増やすなど、メニューの幅を広げていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時~21時。土曜・日曜・祝日定休。