広報担当者を対象にした勉強会が7月11日、中央会計セミナールーム(大阪市中央区備後町3)で開かれた。
関西を中心に活動する広報担当者ら4人がつくる広報支援団体「テラスク」が開催した同イベント。勉強会は、団体設立前の2011年から数カ月に1度のペースで開いてきた。広報担当者が会社の枠を超えてつながる場を設け、関西の企業の発信力向上につなげたいという。
当日は、広報関係者ら約50人が参加。参加者から事前に集めた質問に、同団体のメンバー4人が登壇して答えた。メディア関係者との出会い方で記者クラブへのプレスリリースの投函を挙げたほか、普段の業務で重要になるのは情報を発信することのみならず最新の社会情勢を入手することだと説いた。
広報の仕事について、同団体メンバーの一人でコワーキングスペースを運営するKaeru(カエル、備後町3)社長の大崎弘子さんは「良いうわさをつくることだ」と話す。
勉強会の後には、広報担当者とメディア関係者との交流会を開き、全国紙やテレビ局の報道記者が加わり、参加者は名刺交換や自社の事業紹介に臨んでいた。
次回は11月20日に開く予定。