焼き肉店「にく焼屋 つじ」（大阪市中央区久太郎町4、TEL 06-6121-2499）が大阪・本町にオープンして、1月18日で1カ月がたった。

ひつまぶし風に食べるランチの牛しぐれ飯

　店舗面積は10坪で、席数は10席。店主の辻龍二さんは懐石料理やステーキ、鉄板焼き店などで勤務してきたという。開店の経緯については、「本町の懐石としゃぶしゃぶの店で15年働いたことから、なじみのある本町で出店したかった」と話す。

　肉は神戸牛とホルモンが看板。神戸牛のA5ランクの赤身（80グラム＝2,800円）を用意するほか、全国から仕入れた黒毛和牛の肉をそろえる。おいしい状態で提供したいと、肉はオーダーが通ってからカットするという。ホルモンは黒毛和牛のアカセンとテッチャン（以上680円）と、ミノ（980円）を用意する。酒は焼酎に力を入れ、麦焼酎と芋焼酎（以上580円～）を各5種類そろえる。

　ランチは限定10食で「牛しぐれ飯のひつまぶし風」（880円）を用意。白ご飯に牛バラのしぐれ煮をのせた丼と和風だしのスープをセットにして提供する。食べ方は半分はそのまま食べ、残りの半分はスープをかけて食べるのがお薦めという。

　来店客は昼も夜も女性が多く、インバウンド（訪日客）の利用もあるという。「来月からは弁当を宅配するデリバリー事業を始める予定。店舗とデリバリーの両方で、地域で愛される店になれたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時30分～14時30分、17時30分～22時。日曜・祝日定休。