チュロス専門店「チュロカアーラ」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6467-8443)が10月3日、大阪・京町堀にオープンして5周年を迎えた。
店舗面積は約8坪で、席数は12席。チュロスとはスペインの揚げ菓子。店主の瓦英人さんは以前、バーを経営していたという。瓦さんに子どもが生まれたことなどから、子どもから大人まで幅広い世代に喜ばれる飲食業態への変更を考えたという。「バー時代、雑誌の企画でチュロスを作ったことがあった。おいしくできたので専門店のオープンを目指した」と開業の背景を明かす。
イートインのチュロス(1本300円)は揚げたてで提供。同店のチュロスは生地に砂糖を使わないスペイン風で、卓上に用意したシナモンシュガーなどをまぶしたりホットチョコレート(400円)に漬けたりして食べるのが「お勧め」だという。ランチタイムは3種類(980円~1,380円)のメニューを用意し、いずれもチュロスを添える。バータイムはアルコールメニューを用意。生ハムを挟んだチュロス(450円)など、酒のあてになるオリジナルメニューをそろえる。
周年記念行事として、1人1本無料でチュロスを配る「ふるまいチュロス」を毎年行う同店。今年は170本が出たという。「チュロスは甘いだけでなく、いろいろな楽しみ方ができるお菓子。チュロスのおいしさと可能性をこれからも伝えていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は12時~23時(日曜は19時まで)。月曜定休。