居酒屋「沖縄料理サーサーサー食堂」(大阪市中央区東高麗橋4、TEL 080-9163-0333)が大阪・北浜にオープンして間もなく2カ月になる。
店舗面積は7坪で、席数は12席。店主の佐久川涼さんは沖縄県うるま市出身で、県内で約5年間飲食店に勤務していたという。昨年10月に妻と旅行で来阪したとき、スイーツ店巡りで立ち寄った北浜に沖縄料理店が見当たらなかったことから出店を決意。2月15日に開店した。
ランチタイムは「豚軟骨ソーキ沖縄そば」(880円~)や「雪塩入りタコライス」(900円~)などを用意。そばの汁は鶏ガラと豚肉、かつお節でだしを取りしょうゆと黒糖で味を整えるという。雪塩入りタコライスは、スパイスで味付けしたタコスミートに雪塩を入れて仕上げる。佐久川さんは「塩を(沖縄の)雪塩にすることで味がまろやかになる」と明かす。
夜はチャンプルー料理(750円~)やもずくの天ぷら(750円)などの沖縄の郷土料理をそろえる。酒は泡盛を常時7種類用意する。
沖縄スイーツにも力を入れるという同店。「花見のデザートにと、常連さんからサータアンダーギー100個の注文が入ったこともある」と佐久川さん。「サーサーサーは沖縄の言葉で『さあ盛り上げていこう』という意味。大阪で5店舗出店し、いずれは海外進出もできたら」と意欲を見せる。
営業時間は、12時~14時、18時~23時。土曜・日曜・祝日定休。