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大阪・本町の中華居酒屋が1周年 リピーターの来店に手応えも

店の前に立つ店主の甲地峻野さんと妻の林青青さん

店の前に立つ店主の甲地峻野さんと妻の林青青さん

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 中華居酒屋「河辺草(かべんそう)」(大阪市中央区瓦町4、TEL 06-4400-3966)が3月29日、大阪・本町にオープンして1周年を迎えた。

皮をカリっと焼き上げるギョーザ

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 席数は30席。店主は、横浜の中華街や大阪の中華料理店で働いたことがあるという甲地峻野さん。妻の林青青さんと共に切り盛りする。

 昼は2種類の日替わり定食(850円~)を用意。夜は食べ飲み放題のコース(3,800円)のほか、2種類の晩酌セット(1,100円~)、単品メニューを提供する。晩酌セットは、ドリンク1杯に小鉢と選べる料理2品を付ける。手切りした豚肉あんを包む焼きギョーザ(400円)は終日提供し、晩酌セットの一品にも選べる。単品ではカエルの炒め物(1,300円)や牛肉の四川風煮込み(1,050円)など、中国でポピュラーという料理も用意。オーダーが入るか不安もあったという甲地さんは「近隣の貿易関係の仕事の人や、旅行で現地滞在した人などに好評だった」と笑顔を見せる。

 店にはキッチンに壁がない。客の表情や調理中に聞こえる声が、メニュー改善の参考になっているという甲地さんは「毎日誰かしらリピーターが来店してくれて、地域の人にここまで愛されるとは予想していなかった」と明かす。「皮から作る水ギョーザなど、手間暇かけた料理はちゃんと注文が入る。これからも妥協せずにやっていく」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~15時、17時~23時。日曜定休。

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