オタフクソース大阪支店(大阪市西区江戸堀1)が3月14日、大阪では初めてという新商品説明会を開催した。
同社の中心事業はソースなどの調味料の開発製造販売。1922(大正11)年11月、広島市で創業した。1983(昭和58)年8月には高槻市に大阪駐在所を開設。1997(平成9)年11月に現在の場所に移転したという。昨年、移転から25年を迎えている。
当日は3月1日にリニューアルしたたこ焼きソースや焼きそばソースなど、今年の春夏の新商品を紹介した。支店には研修センターとしてキッチンを併設。関西在住の一般の人を対象に、たこ焼き・焼きそばの調理体験と試食会を実施した。
研修センターでは開業希望者向けに「関西お好み焼きコース」「広島お好み焼きコース」「たこ焼きコース」の3つのコースを用意する。2004(平成16)年以降のデータでは延べ人数で、関西お好み焼きコースを約1100人が、広島お好み焼きコースを約200人が、たこ焼きコースを約300人が、それぞれ受講したという。
同社の販売する焼きそば・たこ焼きソースは、大阪が全国一の市場という。島原由里子大阪支店長は「大阪に拠点を構えて40年。生活者・取引先さまに育ててもらった」と力を込める。「大阪万博は世界に粉物文化を発信する機会。当社も力を添え、これからも大阪の市場でお役に立つことができれば」と意欲を見せる。