焼き鳥店「地鶏と旬野菜 炭火」(大阪市中央区久太郎町4、TEL 06-6241-2050)が3月21日、大阪・本町にオープンして10周年を迎える。
店舗面積は15坪で、席数は24席。店主の坂本怜史さんは開業前の経験を含めて、焼き鳥の調理経験が19年になるという。
鶏肉は徳島県の地鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」を使う。「ほどよい弾力で肉にしっかり味が付いているので、塩でうまみを引き出せる」と説明。看板料理はあぶり焼きとたたきといい、「人気はももとせせり、胸肉の『三種炙(あぶ)り盛り合わせ』(1,430円)。『笹身(ささみ)とアボカドのわさび醤油(じょうゆ)』(605円)もよく出る」と話す。つくね(220円)はせせりと鶏皮のひき肉を混ぜているといい、皮を入れることでジューシーな仕上がりになるという。つくねは串のほか卵黄を添えてハンバーグ(715円)としても提供する。
ドリンクは角で作るハイボール(484円~)がよく出ると坂本さん。「サーバーから炭酸を注ぐので、炭酸が強くておいしいと好評」と明かす。
10年を振り返り、坂本さんは「めっちゃ早くて10年たった感じがしない」と笑顔を見せる。スタッフの神山陽香さんは「社長が部下、部下が周囲の人を連れてきてくれるなど、お客さま同士のつながりが深い店」と話す。坂本さんは「20年、30年と店を続けたい。これからも地域で愛される店として続けていければ」と意欲を見せる。
営業時間は17時30分~24時(土曜は18時から)。日曜定休。