「レストラン&マルシェ NOOM(ノーム)」(大阪市西区靱本町1、TEL 06-6444-0222)が12月8日、大阪・靭公園そばにオープンした。
店舗面積は24坪、席数は22席。1階でワインや総菜を販売し、3階に飲食スペースを設ける。経営はum(都島区東野田町3)。海外在住経験のあるスタッフが多いという同社副社長の山道好恵さんは「日中から食事とお酒を楽しむ海外のブランチ文化を、日本にも広めたかった」と説明する。「一般的な会社の始業時刻」に合わせて朝9時から営業する。
1階にはナチュラル、クラシックなどジャンルや産地を問わず300種類以上のワインをそろえる。ソムリエ資格を持つ山道さんはフランス・アルザス産が好みといい、「フルーティで軽快な中に複雑な味わいもあり、飲むと明るい気分になる」と薦める。
レストランでは常時ワイン(650円~)に合う西洋料理(480円~)を提供する。「オールデイプレート」(1,450円)には日替わりの肉料理または魚料理と総菜を盛り合わせ、パンとスープを付ける。1階のショーケースに並ぶ9種類の総菜も店内で飲食できる。
30~40代を中心に、近隣のワイン好きの人がよく訪れているという。山道さんは「今後はランチ向けにサンドイッチと総菜のセットメニューも提供予定」と話す。「コーヒーショップのように気軽に立ち寄れる、生活の中のターミナルのような場所になれたら」とも。
営業時間は、1階=9時~20時、3階=9時~18時。水曜定休。