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複合商業施設「フレスポ阿波座」開業 立売堀の歴史に重ね河内木材使う

フレスポ阿波座外観。フレスポのブランド名には「フレンドリースポット」の意味が込められている

フレスポ阿波座外観。フレスポのブランド名には「フレンドリースポット」の意味が込められている

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 複合商業施設「フレスポ(Frespo)阿波座」(大阪市西区立売堀6)が12月1日、立売堀にオープンした。

オープニングセレモニーのテープカットの様子

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 経営は大和リース(中央区農人橋2)。フレスポは同社が全国に100店舗以上展開するショッピングセンターのブランド。2018(平成30)年に西区江之子島へ移転した旧日生病院跡地で、「健康・医療」をテーマに、スーパーマーケットやクリニックなど13のテナントが入居する。

 敷地面積は6115平方メートル、建物は地上3階建て。江戸時代から材木取引で栄えた立売堀の歴史に重ねて、1階エントランスなどに河内木材を使う。同社流通建築リース営業所営業1課の田中祐さんは「阿波座エリアに増えている35~45歳のファミリー層の利用を見込んでいる」と説明。1時間程度で買い回りできる設計にしていると明かす。

 オープニングセレモニーでは同社の北哲弥社長に続き、テナントであるドラッグストア「キリン堂」の寺西豊彦社長らが登壇。寺西社長は「地域コミュニティーの中核となる店を目指す」とあいさつで述べた。

 来年1月には英語保育園「キンダーキッズインターナショナルスクール阿波座校」が開校し、4月には2階に5院のクリニックが開業予定。今後について、田中さんは「地域の人とのイベントなども展開していけたら」と意欲を見せる。

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