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せんびる4号館に創作料理店 だし・スパイス・卵を使ったメニューそろえる

店の前に立つ吉田良子さん

店の前に立つ吉田良子さん

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 創作料理店「食べ呑(の)み処(どころ) ふうけもん」(大阪市中央区船場中央2 TEL 06-6484-5232)が大阪・堺筋本町にオープンして1カ月がたった。

オリジナルメニューという「スパイスカレー天津飯」

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 店舗面積は7坪で、席数は18席。メニューは卵と和風だし、スパイスにこだわったというオリジナル料理が中心で、吉田隆生さん・良子さん夫婦が脱サラして開業した。

 昼は定食7種類を用意する。メインは看板料理というだし巻き卵や肉吸いで、カレーやカレーうどん、天津飯をカレー風にアレンジした創作メニューもそろえる。良子さんは「だし巻き卵は卵3個を使い、巻けるぎりぎりまでだしを入れた。だしの風味が利いていてふっくら柔らかい」と説明。隆生さんは「3種類のカレーメニューは3つとも違う味。だしの味を殺さないようスパイスを配合した」と胸を張る。

 夜は居酒屋として営業する。隆生さんは佐賀県出身で、酒は地酒の「鍋島」(630円・1,100円)がお薦めという。「大阪で置いている店が少なく、これを目当てに来店する人も」と明かす。

 「ふうけもん」とは九州北部の方言で「変わり者」などの意味があるという。隆生さんは店名について「サラリーマンを辞め、新しい世界に飛び込んだ自分を重ねた」と笑う。「自宅の居間のように居心地の良い空間にしたい。みんなの遊び場になるような店にしていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~14時、17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。

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