カレー店「大和すぱいすカリー」(大阪市中央区安土町1)が大阪・堺筋本町にオープンして3カ月がたった。
居酒屋「立ち呑みロッキー」のスタッフ・大和彩佳さんが日曜と月曜、同店の営業時間外を利用してスパイスカレーを提供する。
大和さんは5年前まで東京の南インドカレー店やネパール料理店などで勤務。メニューには、当時のレシピやインド人の知人から教わった家庭料理などを反映しているという。同店内でカレーを提供し始めたのは6月で、以前は阿倍野や喜連瓜破のレンタルキッチンで単発のイベントなどを実施してきたと振り返る。
メニューは4種類を用意。大和さんは「インドカレープレート(1,200円)が一番人気。プレートの上に4・5種類のカレーを盛り付けていて8割くらいの客が頼む」と説明する。カレーは完熟トマトの水分だけで作る無水チキンカレーのほか、インドの田舎風カレーという鳥もも肉のカレー、ダルと呼ばれる豆のカレーなどを用意。「豆はひよこ豆やムング豆、チャナ豆などをその都度ブレンドしている」と明かす。
今年、大和さんは狩猟免許を取得。今後は自ら仕留めたシカやイノシシでジビエのカレーも提供したいと話す。「いつか独立した店舗を持ちたい。保護猫活動をしているので、古民家を借りて1階はカレー店、2階は保護猫のカフェを営業ができたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~14時30分。日曜・月曜営業。