「船場まつり2022」が10月7日~10日、大阪・本町を中心とした船場地域一帯で開催される。主催は船場まつり推進協議会。
1回目は2009(平成21)年。今年は2025年の万博の開催機運を盛り上げる参加型プログラム「TEAM EXPO 2025」の一つ、共創チャレンジのプロジェクトとして実施する。
期間中は28のプログラムを展開。北御堂(本町4)では音楽祭を開催し、エレクトーン演奏やオカリナ、リコーダー、スイングジャズなどの演奏を行う。境内では南大阪の若手農家の物産品などを販売するマルシェも開く。南御堂(久太郎町4)ではバスケットコートを設け、3オン3のバスケット試合を行うほか、キッチンカーが来場しフードやドリンクを販売する。
「せんば心斎橋筋商店街」では船場感謝祭と名付け、参加店舗が500円のワンコインセールを実施。商店街の中では占いイベントや抹茶体験、香木の体験イベントなども開催する。レトロ建築「綿業会館」(備後町2)では、淀屋橋の地名の由来にもなった江戸時代の豪商・淀屋についての講演のほか、落語・講談のイベントを行う。
イベント統括・久保田正義さんは「北御堂の音楽祭が初開催なので見どころの一つ」と明かす。「今年の船場まつりは3世代が楽しめるイベント。ぜひ多くの方に足を運んでもらえたら」と参加を呼びかける。