総菜店「Genreless deli restaurant 25(ジャンルレスデリレストラン・トゥーゴー)」(大阪市中央区南本町1、TEL 06-6271-0007)が、大阪・本町にオープンして1カ月がたった。
席数は44席。経営は「ベック」(中央区南本町1)。料理人の江藤ひろきさんは40歳で脱サラし、アルバイトから料理修業を始めたという。薬膳やしゃぶしゃぶ懐石の店、瓦町のライブスペース併設レストランなどで腕を磨き、2020年9月に西区でデリカテッセンを開業。江藤さんのインスタグラムを見ていた現在の運営会社に声をかけられ、6月23日、現在の物件に移転オープンしたという。
店内のショーケースには、毎日15種類以上の総菜を用意する。料理のテーマは「知っている食材と食べたことのある料理をかけ合わせた、食べたことのないメニュー」で、この時期は「ゴーヤーとレモンのおひたし」や「二十世紀梨とスダチの甘酢サラダ」などをそろえる。昼と夜共通で3種類のプレートメニューを提供。江藤さん自身が辛みが得意でないことから開発した「辛くないスパイスカレー」(1,100円)は、遠方から食べに来るくる人もいるという。
「(インスタグラムで)瓦町で働いていたときのお客さまに見つけてもらい、再会できたのがうれしかった」と話す江藤さん。料理について挑戦したいことは尽きないといい、「サンドイッチなども拡充して、屋外や家でも当店の味を楽しんでもらえたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時、16時~21時。日曜定休。