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大阪・本町に韓国料理とおばんざいの店 母親の味再現、沖永良部の焼酎も

店長の水原佳子さん

店長の水原佳子さん

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 「韓国料理とおばんざい ふぁじゃ家」(大阪市中央区瓦町4)が7月7日、大阪・本町にオープンした。

チャプチェなど韓国の家庭料理をそろえる

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 店舗面積は15坪で、席数は40席。店長の水原佳子さんは韓国にルーツを持ち、店の名前は自身の韓国名を付けた。料理の味は、韓国料理を教えていたという母親の味を再現。水原さんが見つけた当時のレシピ帳を参考にする。

 メニューは、韓国の家庭料理を中心に、和洋のおばんざいを提供。ランチは、日替わり(850円)、ピビンバ、おばんざいの7種盛りプレート(以上950円)の3種類を用意する。水原さんは「日によっておかずが変わる7種盛りは女性に人気。ご飯のおかわりが自由なので男性にも満足してもらえる内容」と説明する。

 夜はカウンター席のほか、立ち飲みエリアを設ける。ドリンクはマッコリやチャミスルのほか黒糖焼酎を用意。水原さんは店のオープン前に2年間、鹿児島県の沖永良部島で農業に従事していたといい、島外には出荷されていない珍しい黒糖焼酎も取り寄せているという。「料理はじゃがいものチヂミ(690円)がお薦め。母親ゆずりのレシピで、もちもちしておいしい」と胸を張る。

 7月末まで初めての来店客に「せんべろセット」を提供していたという同店。水原さんは「いちげんさんだった人がリピーターになってくれたのがうれしい」と笑顔を見せる。「韓国の家庭の味や、店名の由来などを広く知ってもらい、たくさんの人に足を運んでもらえたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~24時。日曜定休。

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