大阪・本町の和菓子店「ittan(いったん) 五條堂」(大阪市西区京町堀1、TEL 080-3809-1138)が7月2日、カフェ営業を開始した。
店舗面積は12.7坪、席数は8席。本店は東大阪市で、店内では本店から運んだ季節の上生菓子や大福などの和菓子を販売する。
店内カウンターに設けたカフェコーナーでは、購入した和菓子をイートインできる。ドリンクも注文でき、ホット・アイスの煎茶やほうじ茶(各550円)、アイスの抹茶オレ(600円)などを用意。煎茶は甘みがあって香りが華やかという鹿児島県産のはるもえぎ、ほうじ茶は静岡産のやぶきたを用意する。店長の井上さんは「和菓子の味を楽しみたい人は煎茶かほうじ茶を注文することが多いようだ」と説明。抹茶オレは客の目の前でスタッフが抹茶をたてて、グラスに入れた牛乳に注いで提供する。
湯飲みや皿などの器は、店の雰囲気に合うものをスタッフが店舗やネットで探し集めたという。井上さんは「湯飲みは淀屋橋の芝川ビルのショップで見つけた作家物。陶器だが飲み口が薄く味が引き立つ」と話す。
「ドリンクは今後、ほかにも新たに開発する予定」と井上さん。「幅広い世代に来店してほしい。オフィス街にある店なので、仕事の合間や会社帰りに気軽に利用してもらえたら」と呼びかける。
営業時間は11時~19時(カフェ営業は18時30分まで)。月曜定休。