うどんと丼の店「瀬戸家」(大阪市中央区本町3、TEL 06-6563-7013)が7月4日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は25坪で、席数は20席。経営はカレーうどん店などをチェーン展開する「得正」(安土町3)。同店は得正で好評だったというだしのうどんと丼物に特化した店舗で、同社初のブランドとして出店した。だしはウルメやソウダガツオなど3種類の削り節から取り、毎朝店内で引いて料理に使っているという。
うどんの一番人気は肉うどん(700円)という。本部S.Vの富永裕治さんは「肉は牛バラスライス。国産牛をブレンドすることでうまみをプラスした」と説明。丼はかつ丼(780円)がよく出ると明かす。
店舗の横にはギャラリーを併設。社長は画家としても活動しており、社長の油絵を中心に全25点の絵画作品を掲示する。現在は壁紙の工事が途中のため施錠しており、希望者があれば開廊するという。
うどんは手打ちを急速冷凍したものを店頭でゆがいて提供。出来たてのコシをそのままにして、調理時間を短縮できるという。富永さんは「忙しい本町のビジネスパーソンに、おいしいうどんをスピーディーに提供したい」と力を込める。「ギャラリーは貸し画廊の営業も考えている。完成したら自由に入れるようにするので、こちらも多くの人に楽しんでもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は、月曜~金曜=10時~16時、17時~21時。土曜=10時~15時。日曜・祝日定休。