ピンチョスバル「OPERA（オペラ）」（大阪市中央区瓦町4、TEL 06-6206-3080）が大阪・本町にオープンして1カ月がたった。

冷蔵ケースに並んだカラフルなピンチョス

　3月21日にオープン。店舗面積は9坪で、店内は立ち飲みスタイル。ピンチョスとはスペインのバル（酒場）で出される酒のさかなで、串やつまようじに刺した一口大の小皿料理を指す。店主の杉森亮平さんは難波で鉄板焼きやイタリアンの店を経営。3年前に新婚旅行でスペインに行ったとき、バルセロナで入った酒場のピンチョスが印象的だったことから、日本風にアレンジして店を開きたいと思ったという。

　同店で提供する料理は創作ピンチョスが10種類、野菜ピンチョスが4種類。杉森さんは「名物は『カルネ・デ・OPERA』（250円）と名付けた和牛のタルタル。卵黄とイクラのソースをかけてリッチな味わいに仕上げた」と説明する。「野菜ピンチョスはキノコがお薦め。熊本産のエリンギと徳島産の生しいたけの2種類（各300円）で、低温調理をしていて風味が良い」と胸を張る。

　ランチは週替わりでオイルベースとトマトベースの2種類のパスタ（各900円）を用意する。

　客は近隣の会社員や住民が中心という同店。杉森さんは「前の店の後、どんな店が入るか気になっていたと声をかけられることが多い」と笑顔を見せる。「本町でも地元に根付いた店にしたい。皆さんに愛される店に育てていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時～14時、17時～23時。