イタリアンの店「PASTA+(パスタ・ピュ)En to En(えんとえん)」(大阪市西区立売堀2)が4月21日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は30坪で、席数は24席。経営は菓子の商品企画やビジネスコンサルティングなどを手がける「リミックス」(中央区南本町)。社長の富永律子さんは声楽科を卒業後、30代前半まで音楽家として活動した。妹の正子さんがイタリア・ローマに32年住んでいたことから、イタリアとの縁は深いと説明する。「イタリアにはまだ知られていない生パスタがある」と話す律子さん。もっと広めたいという思いから店をオープンしたという。キッチン横には生パスタ工房を併設する。
平日は7時30分から営業。モーニングからディナーまで1日使える店として、「毎日立ち寄りたくなるお店」を目指すという。料理はローマの郷土料理が中心で、国産小麦を使ったニョッキやラビオリなどのパスタメニューをそろえる。海外に滞在した経験が豊富な律子さんの思いから、「食生活が異なる人たちとも同じ食卓を囲めるように」とベジタリアン・ヴィーガンメニューも用意する。
店名の「+(ピュ)」はイタリア語で「もっと」という意味と説明する律子さん。「もっと前に進みたいという思いを込めた。縁と縁をつなぐような場所にもしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、月曜~土曜=7時30分~21時、日曜=9時~15時。水曜定休。