中華居酒屋「河辺草(かべんそう)」(大阪市中央区瓦町4、TEL 06-4400-3966)が3月29日、大阪・本町にオープンした。
席数は30席。同店は広東風をメインに四川風なども取り入れた中華料理を提供する。店主の甲地峻野さんは、中国残留邦人の祖父を持ち、12歳で来日。調理師専門学校を卒業後、横浜の中華街や大阪の中華料理店で腕を磨いたという。
昼は日替わり定食(800円)とラーメンと丼物のセット(850円)のほか、単品でラーメンや丼などを提供する。日替わり定食は「1日40食以上出たこともある」と甲地さんは胸を張る。夜は一品メニューのほか、62種類の料理と24種類のドリンクから注文できる「食べ飲み放題コース」(3,500円)も用意する。「一手間かけた料理を作り、食べてもらった後のお客さんの笑顔を見るのが喜び」と話す甲地さん。ギョーザ(400円)のあんやチンジャオロースー(850円)に使う豚肉はすべて店内でカットし、ひき肉やカット済みの肉は仕入れないという。
レンガが特徴的な西洋風の外観と内装で、利用客に「『ここに中華料理店があったのか』と驚かれる」という同店。現在の客層は近隣で働く男性が中心だが、甲地さんは「女性にもきっと気に入ってもらえると思う」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時~15時、17時~23時(土曜は11時~23時)。日曜定休。