土佐堀の西田ビルに、洋菓子とパンの店「La Fournee(ラフルネ)」(大阪市西区土佐堀1、TEL 06-6147-5267)がオープンして3カ月がたった。
季節ごとの洋菓子やパンなど70種類ほどをそろえる同店。ランチタイムをはじめ、夕方にも仕事終わりの会社員が買いに訪れるなど、すでに常連客ができている。店舗面積は17坪。
店名は、オーブンの窓から中をのぞき込んだときに、焼き菓子やパンが並ぶ様子を意味する。「たくさんの焼き菓子やパンが焼き上がっていくのを見るのはワクワクする。そのライブ感も伝えていけたら」とオーナーシェフの春日崇泰さん。
春日さんは、谷町にある「gout(グウ)」(大阪市中央区安堂寺町)、吹田にある「メランジュ」(大阪府吹田市)で修業し独立。「シンプルなおいしさを大切にしている。余計な手を加えずに、こつこつと真面目にやっていきたい。パンはもちろんだが、特に洋菓子、焼き菓子に力を入れていきたい」と話す。
メニューは、とろりとしたレモンクリームとヘーゼルナッツやミルクチョコの味わいが楽しめる1月の季節商品「タルトシトロンノワゼット」(388円)のほか、「洋なしのタルト」(345円)、「カヌレ」(248円)など。焼き菓子も豊富で「フィナンシェ」(205円)や「ヴィエノワショコラ」(129円)など。箱詰めギフトにも対応する。
人気商品は、発酵バターを使ったさくさく食感の「クロワッサン」(216円)。パンにあう「自家製ジャム」(各520円)は、季節ごとに6種類ほど取り扱う。
営業時間は10時~20時。