「功夫(カンフー)ラーメン」(大阪市中央区北久宝寺町3、TEL 06-6210-5033)が1月26日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は44坪で、席数は66席。ラーメンは7種類用意する。中国・甘粛省の省都・蘭州のラーメン(850円)を中心に西安の油そば(950円)や上海の焼きそば(950円)など、中国各地の麺料理をそろえる。
店主の李偉杰さんは日本に留学し、卒業後は上海で日系企業に就職。その後再来日し、日本で衣料品の貿易業を立ち上げた後、飲食業に進出したと明かす。
同店では券売機でラーメンの種類を選んだ後に、オーダーシートで麺の太さ・種類とトッピングを選ぶ。麺の種類は9種類。李さんは「麺は毎日朝150食分を仕込み、オーダーが通るごとに打ち立てを提供する」と説明。手打ちする麺は水分が多く、つるりとした喉ごしが特徴という。客の7割が頼むという蘭州ラーメンは牛骨スープのラーメン。同店では牛骨のほか、牛肉と丸鶏を加えて約12時間煮込んでスープをとるという。李さんは「牛がメインなので脂肪分が少なく健康的なスープ」と胸を張る。
「麺の太さやトッピングなどが選べる麺の店は庶民的で、中国では一番多いタイプの店」と説明する李さん。「1カ月で常連客もできた。近隣で働く日本人のほか、近くに住む中国人にも好評。今後、夜の営業ではデリバリーにも力を入れていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~20時。