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大阪・本町にラーメン店 オーダー受けて打つ麺9種類、中国各地の味提供

麺を打つ胡宗明さん。キャリアは25年あり、日本には3年前に来日して横浜中華街のレストランなどで勤務していたという

麺を打つ胡宗明さん。キャリアは25年あり、日本には3年前に来日して横浜中華街のレストランなどで勤務していたという

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 「功夫(カンフー)ラーメン」(大阪市中央区北久宝寺町3、TEL 06-6210-5033)が1月26日、大阪・本町にオープンした。

真っ赤なラー油とパクチーの緑が鮮やかな「蘭州ラーメン」

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 店舗面積は44坪で、席数は66席。ラーメンは7種類用意する。中国・甘粛省の省都・蘭州のラーメン(850円)を中心に西安の油そば(950円)や上海の焼きそば(950円)など、中国各地の麺料理をそろえる。

 店主の李偉杰さんは日本に留学し、卒業後は上海で日系企業に就職。その後再来日し、日本で衣料品の貿易業を立ち上げた後、飲食業に進出したと明かす。

 同店では券売機でラーメンの種類を選んだ後に、オーダーシートで麺の太さ・種類とトッピングを選ぶ。麺の種類は9種類。李さんは「麺は毎日朝150食分を仕込み、オーダーが通るごとに打ち立てを提供する」と説明。手打ちする麺は水分が多く、つるりとした喉ごしが特徴という。客の7割が頼むという蘭州ラーメンは牛骨スープのラーメン。同店では牛骨のほか、牛肉と丸鶏を加えて約12時間煮込んでスープをとるという。李さんは「牛がメインなので脂肪分が少なく健康的なスープ」と胸を張る。

 「麺の太さやトッピングなどが選べる麺の店は庶民的で、中国では一番多いタイプの店」と説明する李さん。「1カ月で常連客もできた。近隣で働く日本人のほか、近くに住む中国人にも好評。今後、夜の営業ではデリバリーにも力を入れていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~20時。

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