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靭公園のダイニングバー1周年 飲食店勤務と来店客が出会い10年で開店

カウンターの中に立つ店主の浦西さん

カウンターの中に立つ店主の浦西さん

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 ダイニングバー「エムドットワイラボ」(大阪市西区靱本町2、TEL 06-6147-2949)が大阪・靭公園そばにオープンして1周年を迎えた。

7割の客が注文するという「極上鶏のからあげ」

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 店舗面積は約15坪、席数は26席。店主の浦西美圭さんとシェフの喜多幅優衣さんの2人で立ち上げた。開店のきっかけは約10年前、喜多幅さんが勤務していた店に浦西さんが訪れたことから。意気投合し、一緒に飲食店の開業を目指したと明かす。浦西さんは不動産会社に勤めながら2~3年間飲食店経営について学び、開店に向けて準備。オープンは2020年5月の予定だったが、コロナ禍の影響で工事が進まず12月16日にずれ込んだという。

 ドリンクはシャンパンを16銘柄以上そろえるほか、ワイン、ビール、焼酎、日本酒を提供する。料理は、用意する酒に合う料理を提供する。メニューはイタリアンが中心だが、客との会話を参考におでんなどの家庭料理を提供する日もあるという。

 店舗の内装は浦西さんが不動産会社での勤務経験を生かし知人に依頼。店舗の中心にあるコの字型カウンターは、図面をもとに何度もやり直して完成したという。

 常連客が多いという同店には、ほぼ毎日立ち寄る客や週3回市外から通う人もいるという。浦西さんは「コロナ禍が落ち着いたら、現在は絞っている料理のメニュー数も増やしていきたい。昨年スタッフも一緒に社員旅行できたので、今後も行けたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~23時。日曜・月曜定休。

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