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阿波座の中華居酒屋が5周年 辛さ選べる10種類の坦々麺でリピーター9割

店の前に立つ店主の任さん

店の前に立つ店主の任さん

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 中華居酒屋「担々麺&中華バル 辣将軍(からしょうぐん)」(大阪市西区江之子島1、TEL 080-5349-6966)が11月、オープンして5周年を迎えた。

大阪で珍しいという平打ち麺の「汁なし坦々麺」

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 店舗面積は約15坪で、席数は20席。店主の任勇さんは中国・大連出身。留学生として来日した後、本町のアパレル会社に10年勤めた。中国駐在時に「担々麺のおいしさを日本に伝えたい」と感じた任さんは中国で調理学校に通い調理師免許を取得。日本のラーメン店や中華料理店での修業を経て2016(平成28)年、同店を開業した。

 昼と夜、共通のメニューで辛さを5段階から選べる10種類の坦々麺を用意する。よく注文が入るのは平打ち麺の「汁なし坦々麺」(850円)と金ゴマを使う「ゴールド坦々麺」(900円)。坦々麺のスープは金ゴマ・白ゴマ・黒ゴマなどゴマの種類で味を変え、麺は細麺や縮れ麺など「スープに最適な」麺を使う。夜は、任さんが自身のサラリーマン経験から「仕事帰りに一杯飲んで帰って満足できる」という中華の一品(150円~)とドリンクをそろえる。

 客は「9割以上がリピーター」で近隣の20代~40代という同店。1年に1つは新しい麺メニューを開発してきたという。任さんは「競争の激しいラーメン市場でこの店にしかできないことを常に考えてきた。今後は(コロナ禍後の)新しいライフスタイルに合わせて展開していけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時、18時~23時。日曜定休。土曜と祝日は夜のみ営業する。

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