居酒屋「日本酒 青い林檎」(大阪市中央区平野町4、TEL 06-4256-7733)が12月24日、大阪・淀屋橋にオープンして1周年を迎えた。
店舗面積は15坪で、席数は16席。店長の村田賢治さんは利き酒師の資格を持ち、日本酒は常時20種類以上を用意する。メニューは旬の魚を使った料理が中心で、魚介類は高知の宿毛港と木津市場から仕入れているという。
村田さんは「いろいろあった1年。気がつけば時間がたっていた」と笑顔を見せる。オープン時は時短要請中で、静かなスタートだったという。8月には酒類提供の自粛要請を受けて、テークアウトを本格的に開始。「とろタク巻きは店内飲食でも持ち帰りでも人気がある」と明かす。
今の季節の料理は白子がよく出るという。「白子の上に、白子をつぶしてぽん酢でのばしたペーストをかけた一品が人気。熱かんなどしっかりした味の酒と合う」。自家製マーマレードを添えたあん肝もお薦めと言い、「甘さ控えめのマーマレードが、あん肝の臭みを消してうま味を引き立てる」と説明する。
店はオフィス街に位置するが土曜・日曜も営業。週末は遠方からの客も多いという。「関東から旅行や仕事で来た人が寄ってくれることもある」と言い、「この辺はいい店が多い。同じようにうちも認知を広げ、多くの人に足を運んでもらえたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~13時30分、17時~23時30分。月曜と土曜・日曜・祝日のランチ定休。