船場経済新聞の2021年PV(ページビュー)ランキング1位は、上半期に続き「船場エリアに時短の要請始まり半年 『傷口広がる前に撤退』、業態転換図る店も」だった。
「ハードロックカフェ大阪」の後に入ったベントレー大阪ショールーム
ランキングは、今年1月1日から12月16日までに配信した232本のヘッドラインニュースからPV(ページビュー)を集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 船場エリアに時短の要請始まり半年 「傷口広がる前に撤退」、業態転換図る店も(6/28)
2. 大阪に4回目緊急事態宣言 「まん防」から移行、飲食店に戸惑いの声広がる(8/3)
3. マイドーム大阪でワクチンの大規模接種始まる 近隣ホテルは宿泊プランも(6/21)
4. 大阪・本町にみそラーメン専門店 開発に6年かかった限定ラーメンも(8/18)
5. 堺筋本町に和食店 羽釜炊きご飯の朝食7種類、だしは料理で使い分け(10/19)
6. 大阪・阿波座に「ひとり焼肉一」 全席カウンター、接客は非対面・非接触(10/21)
7. 大阪でまん延防止等重点措置の適用開始 工事現場で働き急場をしのいだ飲食店も(6/22)
8. 大阪の緊急事態宣言延長に 営業自粛要請は一部緩和、新サービス模索する飲食店も(6/2)
9. 大阪・本町にハンバーグ専門店 焼き石提供「自分好みに育ててほしい」(1/29)
10. 本町「ハードロックカフェ大阪」閉店 29年の歴史に幕、看板にカバーも(2/4)
日本で新型コロナウイルスの感染拡大が始まり間もなく2年。10記事中、コロナ関連記事が6記事ランクインし、今年も人々の生活がコロナに大きく影響されたことを反映する結果となった。そのうち4記事は船場で働く人の声を取り上げた独自記事。読者の「街の声」に対する関心の高さがうかがえた。
飲食店の記事は3記事。「ひとり焼き肉」に特化した焼き肉店や、昼・夜だけでなく朝食の営業にも注力する日本料理店がランクインした。いずれも時短要請による午前の時間帯の活用、「黙食」要請に対応した業態で、世相を反映した飲食店に注目が集まった。
変化が著しい社会情勢の中、奮闘を続ける船場地域の企業や店舗。今後も船場経済新聞では地域密着のメディアとして、街の様子をいち早く伝えていきたい。