パティスリー「Seiichiro, NISHIZONO(セイイチロウ ニシゾノ)」(大阪西区京町堀1、TEL 06-6136-7771)が11月、大阪・肥後橋にオープンして7周年を迎えた。
店内には生菓子のほか焼き菓子をそろえ、カフェスペースを4席設ける。同店のスイーツは「香り」がテーマといい「記憶に残る菓子作り」を目指しているという。
オープンからの歩みを振り返り、店主の西園誠一郎さんは「気が付けば7年たった」と笑顔を見せる。コロナ禍以降は、購買層や購入頻度などに変化が見られたという。ファミリー層の来店やリピーターが増えたといい、「外に出歩けない分、家でスイーツを楽しみたいという人が増えたのでは」と推測。週3、4日通うリピーターもいるという。
1年前からネット通販も開始。バターサンドが人気といい「SNSで販売予告をすると、カートのオープンから1分で50セットが完売することもある」と明かす。バターサンドは店頭でも販売。定番と旬のフルーツなどを使った限定味を用意する。10月からリニューアルしたJR大阪駅のエキマルシェでもバターサンドがメインの店を始めたといい、関東にも出店を予定する。
西園さんは「この店をこの場所で維持しながら、今後も多くのお客さまに喜んでもらえる店づくりをしていけたら」を意欲を見せる。
営業時間は11時~19時。火曜・水曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気などを行って営業する。