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「大阪いらっしゃいキャンペーン」開始 地元のホテル滞在や外食需要に期待

御堂筋に面して建つ「大阪エクセルホテル東急」。12月31日まで御堂筋ではイルミネーションが点灯する

御堂筋に面して建つ「大阪エクセルホテル東急」。12月31日まで御堂筋ではイルミネーションが点灯する

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 11月24日、大阪府の観光促進施策「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」が始まった。

ガレットとシードルが売りという「クレープリー エ ビストロ アルモリカ」

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 キャンペーンでは、府内のホテルに宿泊・日帰り利用した場合に1日最大5,000円を割り引くほか、飲食店などで使えるクーポンを最大3,000円配布。対象は大阪府在住で、ワクチンの接種証明やPCR検査等でコロナウイルス陰性確認ができる人。期間は来年1月31日までで、現在は12月31日までの予約を受け付けている。

 コロナ前は2025年の大阪万博開催決定を受け、ホテルの建設ラッシュが続いた船場地域。2019年11月に開業した「大阪エクセルホテル東急」(中央区久太郎町4)の販売促進担当・末永昭子さんは、昨年夏の1回目キャンペーン時は「レストランが休業中で、ホテルとして万全の体制でお客さまをお迎えできず悔しい思いをした」と打ち明ける。同ホテルは客室のテーマが「大阪万華鏡」といい、今年は「インテリアなどで大阪らしさを随所に表現したこのホテルを、広く地元の人に知ってもらえる機会になれば」と意気込む。

 本町でフレンチ店「クレープリー エ ビストロ アルモリカ」(瓦町4)を営むジョニー山中さんは、昨年は来店客に「お得なクーポンを利用して、今まで行ったことないお店を開拓している」という声を聞いたと明かす。「飲食店は国や自治体から手厚く助けてもらっていると思う。それを無駄にせずお客さまに対し役立てていきたい」と言い、「感染対策を万全にしてお迎えするので、外食の楽しさを再確認できる機会にしてもらえたら」と笑顔を見せる。

 予算の上限に達し次第終了。

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