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本町に喫茶店 「昔ながらのメニュー」アレンジ、大人のメロンフロートも

店舗の前に立つ松川さん。店名には喫茶店のカルチャーを研究したいという意味を込めたという

店舗の前に立つ松川さん。店名には喫茶店のカルチャーを研究したいという意味を込めたという

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 喫茶店「喫サ文化研究所 ミロク」(大阪市西区西本町1、TEL 06-6585-9662)が9月1日、大阪・本町にオープンした。

とろけたチーズにはちみつがかかる「ハニーバターチーズトースト」

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 店舗面積は約30坪で、席数は38席。経営は「GRAZIE」(福岡市)。同社は福岡でネオンライトの製造やオーダー家具の販売、唐揚げのデリバリー店などを経営。同店のブランド「369チキン」の実店舗としてオープンしたという。

 役員兼マネジャーの松川竜之介さんは、料理は「昔ながらの喫茶店のメニュー」をアレンジしていると説明する。タカムラコーヒーロースターズ(大阪市西区)で取り寄せているというコーヒー(480円)のほか、松川さんが手作りするというレモンシロップ入り「レモンコーラ」(500円)などを提供。アルコールではアイスクリームを乗せたメロンリキュールのカクテル「アダルトメロンフロート」(680円)が人気という。

 食事は特製トマトソースを使ったナポリタン(780円)がパスタで一番人気という。松川さんは「若い人には3種類のチーズを使った『ハニーバターチーズトースト』(580円)がよく出る」と話す。

 以前はグラフィックデザイナーだったという松川さん。来店者の年齢層は幅広く、20代から80代までが訪れるという。「クリエイターやいろんな世代の人たちが交流し、ゼロから一を作り出す場所として盛り上げていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は9時~23時(土曜・日曜・祝日は11時~)。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。

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