中華料理店「餃子そして焼味 巣王(ぎょうざそしてしゅうめい すわん)」(大阪市中央区南久宝寺町3、TEL 06-6241-3533)が7月27日、大阪・堺筋本町にオープンした。
店舗面積は30坪で、席数は28席。経営はデザイン事業や飲食店を展開するヴェネーション(大阪西区)。
同店の中華料理は香港広東料理で、看板メニューは香港でよく食べられるという肉のロースト「焼味(シュウメイ)」。社長の中島徹さんは「皮付きの豚バラ肉などを炊いて柔らかくし、味を付けて乾燥させてから焼き上げる。前仕込みに2日かける手間のかかった料理」と説明する。
ドリンクは系列店のバー「BAR DUCK22」が監修。ナチュールワイン(白・赤・オレンジ各880円)のほかハイボールを3種類(各500円)用意する。中島さんは「ウイスキーの種類もさまざまなので、スモーキーな味、フルーティーな味など好みで選べるようにした」と言う。酒が飲めるようになれば焼味をつまみに楽しんでほしいと笑顔を見せる。
店内は系列のラーメン店「みんなのらぁ麺 阿飛流(あひる) 」とつながっており、ランチは同店のラーメンとギョーザのセットメニューなどを提供する。
ドリンクと料理、両方ともおいしく手軽に楽しめる中華料理店を出したかったという中島さん。「店は地域のもの。地域で一番おいしいと言ってもらえるような店にしていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時~22時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし)。日曜定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。