居酒屋「呑み処 なばちゃん」(大阪市西区靱本町1、TEL 06-6743-4918)がオープンして1周年を迎えた。
店舗面積は20坪で、席数は28席。スタッフの橋本亜紀さんは「この1年で料理長が代わり、メニューなどを刷新した」と明かす。料理長の高橋政信さんは和食の世界で45年の経験があるといい、季節感を重視した料理は「居酒屋というより割烹に近くなった」と説明する。
ランチは日替わりで5~7種類をそろえる。ほぼ定番という天丼(900円)とマグロの漬け丼(1,000円)のほか、その日のお薦めの食材で肉や魚の定食や丼物を用意する。「天丼が一番人気。季節の野菜や魚介の天ぷらが7~8種類乗っている」(橋本さん)と言う。
夜は酒に合う一品料理を日替わりで提供。橋本さんは「今の季節はハモ料理をそろえている。ハモの焼霜造り(1,200円)は特にお薦め」と胸を張る。
1年以上続くコロナ禍の間は、メニューを見直したり、系列店の若い料理長を同店で研修したりなど体制の改善に取り組んでいたという同店。橋本さんは「料理はどれも素晴らしく、本来の日本料理がどんなものかをぜひ伝えたい」と力を込める。「そうは言っても肩肘張らずに楽しめる店。ぜひふらっと寄って、おいしい料理を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は、11時30分~14時、17時~23時(営業時間・酒類の提供時間・利用人数は大阪府の要請に従う)。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。