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船場センタービルに居酒屋 山口県のおふくろの味提供「疲れ解き放つ店に」

伊原さん(中央)とスタッフ。店は船場センタービル10号館地下1階に入る

伊原さん(中央)とスタッフ。店は船場センタービル10号館地下1階に入る

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 居酒屋「おいしい地酒とおふくろ料理 いはら屋 本店」(大阪市中央区船場中央4、TEL 06-4400-3658)が4月、船場センタービル10号館の地下1階にオープンした。

サイドメニューが充実、ふっくらジューシーな「げんこつ唐揚げ定食」

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 店舗面積は9坪で、席数は12席。店主の伊原和美さんは、以前は道具屋筋の食器会社で働いていたという。「もともと人と関わることが好き」と言い、「コロナで世の中も自分もどんどん元気がなくなっていく中で、元気になれる場所が作りたかった」と開店の経緯を説明する。

 メニューは、ランチが無水鍋で炊いた「もつカレー」(単品800円、セット1,100円)や自家製デミグラスソースの煮込みハンバーグ、鶏の唐揚げや豚しょうが焼きのセット(以上1,100円)など。伊原さんの出身地・山口県にちなみ、地元のおふくろの味という大根とにんじんの煮物「けんちょ煮」を定食の小鉢として提供する。みそ汁にもこだわっているといい、だしには昆布や焼きあご、いりこなどを粉砕したものを使う。

 夜の営業は休止中で、再開時には、家庭料理の一品料理のほか、山口県産の地酒を中心に8~10種類の酒を提供する。

 「人が集えるコミュニティを作りたかった」という伊原さん。「緊急事態宣言が明けたら、1日の最後に疲れをここで解き放ってもらえるような店にしたい。明日も頑張ろうと思ってもらえる店づくりができたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~10時30分(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供は無し)。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として席にアクリルパネルを設置し、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。

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