5月24日、大阪市では85歳以上を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まった。
大阪市内では区民センターや区民ホール、スポーツセンターなどが会場になるほか、個別の医療機関でも対応。船場エリアの集団接種会場は中央区民センターで、9時30分から予約者を対象に接種が行われた。
同会場は中央区役所に併設。区役所では、接種会場の入り口が分からず受付窓口で質問する予約者や、接種対象ではない70代女性が予約方法について尋ねる様子も見られたが、会場は混雑なく静かに接種時間を迎えた。
同日は、8時から防衛省が65歳以上の大阪市在住者を対象に「府立国際会議場(グランキューブ大阪)」(北区)でも集団接種を開始。同会場は今後、大阪府民や兵庫・京都在住者にも対象を拡大する。大阪市は6月7日から、南港の「インテックス大阪1号館」でも大規模接種センター開設を予定する。大阪府は6月中旬以降、「マイドーム大阪」で集団接種会場を開設する予定。