スパイスカレー店「ツキノワカレー」(大阪市中央区南久宝寺町1、TEL 06-6265-8336)が5月20日で5周年を迎える。
店主・菅尚弘さんは以前、音響関係の会社に勤務。趣味でカレーを作っていたが、2012(平成24)年に間借りのカレー店をオープン。2016(平成28)年、現在の場所で営業を始めた。店舗面積は8坪、席数は10席。
同店のカレーは昆布やカツオ、いりこから取った和風だしをベースに、独自にブレンドしたスパイスで仕上げる。オーダーが通ってから調理するため、「スパイスのフレッシュ感を最大限に生かせる」という。
メニューは、チキン・キーマ(以上850円)、日替わり(950円~)の3種類。トッピングは「サワークリーム」「うずらスモーク」(以上120円)など6種類を用意する。日替わりはレシピが約50種類あり、季節の野菜や魚介類を使うほか、シカやイノシシなどのジビエが登場することもあるという。
今年1月には大阪天満宮近くに2号店「かれー処わかつき」を出店した。「そちらも間借りからのスタート。味はより『和』の要素を強めている」と違いを説明する。
前職の関係から、コロナ前は音楽フェスへの出店も多かったという同店。「スパイスカレー店の店主は音楽好きの人が多く、横のつながりもできた。これからも地元で愛される店として、長く店を続けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~16時、火曜=11時30分~16時、18時~21時(営業時間は大阪府の時短要請に従う、緊急事態宣言中は酒類の提供は無し)。休みはTwitterで確認。新型コロナウイルス対策としてカウンターにアクリルパネルを設置し、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。