「つけ麺 井手 本店」(大阪市中央区平野町1、TEL 06-6226-1889)が5月6日、大阪・北浜にオープンして10周年を迎えた。
店主の井手勝也さんは、オープン前は東淀川区のラーメン店に勤務。3年修業した後に独立開業した。店舗面積は10坪で、席数は15席。
昼は「つけ麺」(830円)、ミニライス付きの「カレーつけ麺」、昼限定の「濃厚ドロつけ麺」(各930円)の3種類のつけ麺を提供する。夜はつけ麺に加え、「北浜ブラック」「芳醇香味そば」の2種類のラーメンをそろえる。
サイドメニューは、炙(あぶ)ったチャーシューを載せた「炙り豚丼」(昼280円、夜380円)などのご飯物を4種類用意。トッピングは味付き卵(100円)など3種類をそろえる。
井手さんは「スープの取り方など、味やスタイルは試行錯誤を繰り返した。今のスタイルに落ち着いたのは6年目くらい」と言う。開店2~3年目は2店舗目を出店するも、その後、閉店。「当時は勢いだけで店を出した。1日20時間くらい働いた時期もある」と振り返る。
昨年は、同じ平野町にみそラーメン店をオープン。本店で限定メニューとして出したみそラーメンが好評だったため、独立した店舗として出店したという。「いろいろな人にうちの味を知ってほしい。つけ麺かみそラーメンの店を、あと数店舗出すことができたら」と意欲を見せる。
営業時間は、月曜~金曜=11時~15時・17時30分~22時、土曜・祝日=11時~20時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供は無し)。日曜定休。新型コロナウイルス対策としてテーブルにアクリルパネルを設置し、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。