鍋と鶏料理の店「博多華味鳥(はなみどり) 肥後橋店」(大阪市西区江戸堀1,TEL 06-6479-0168)が3月30日、大阪・肥後橋にオープンした。
経営は居酒屋や割烹などを手掛ける「トリゼンダイニング」(福岡県福岡市)で、福岡県を中心に全国・海外に店舗を展開する。店舗面積は22坪で、席数は35席。
同店の看板料理は博多風の水炊きともつ鍋で、鶏肉は同社が独自開発した銘柄鶏「華味鳥」を使う。福岡県糸島市にセントラルキッチンを備えた養鶏場があり、肉やスープはそこから直送する。
大阪は5店舗目という同店。店長の寺内真一さんは、ホテル日航ビルに入る心斎橋店で料理長を経験したという。「肥後橋店はカウンター席が多く、一人客が入りやすい」と説明。同店では一人鍋に力を入れているといい、水炊き(1,780円)・もつ鍋共に一人前から注文ができる。もつ鍋はしょうゆ味・鶏だし塩・辛味噌の3種類(各1,480円)と明太子を載せたもの(1,780円)を用意する。
ランチメニューでも水炊き(1,100円)ともつ鍋(1,200円)の定食を提供。昼のもつ鍋は会社員が利用しやすいよう、ニンニクを抜いて提供する。
寺内さんは「コロナが落ち着けば、お仕事帰りにちょい飲み利用もしてほしい。今後は一品料理の種類を増やしていく予定」と言い、「地域に密着して愛される店にしていけたら」と期待を寄せる。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時~23時(日曜・祝日=17時~22時、営業時間は大阪府の時短要請に従う)。土曜定休。新型コロナウイルス対策として席にアクリルパネルを設置し、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし。