「シュウマイサカバ 満ち汐(しお)のロマンス」(大阪市西区立売堀1、TEL 06-6556-7749)が4月、オープンして1周年を迎えた。
経営はラーメン店「鶏soba座銀」や「フラン軒」などを展開する「銀の葡萄」。店名の由来は音楽ユニット「EGO-WRAPPIN’(エゴラッピン)」の曲名からという。店舗面積は20坪で、席数は25席。
店の看板料理はシューマイで、豚肉・鶏肉を使った2種類のシューマイを提供する(各1個99円)。一品料理はアジフライ(385円)や「つゆたっぷり」という「小籠包(ショーロンポー)」(1個131円)などのほか、季節ごとに限定メニューも提供する。
ドリンクは「アマレット×トルコ紅茶」(495円)がお薦めという。煮出したダージリン紅茶でアマレットリキュールを割った酒で、杏仁豆腐の風味がして人気があるという。
取締役本部長の奥村慎吾さんは、この一年を「ウィズコロナの一年だった」と振り返る。時短要請などで思うように営業できなかったとしながらも、「そんな中でもお客さまに支持されているのか、売り上げはずっと上がっている」と驚きを見せる。
今年2月からはランチタイムに、同社の「星知ラズ」ブランドのラーメンを提供。そちらも好感触を得ているという。奥村さんは「店をもっと繁盛させ、状況が落ち着いたらもう1店舗ぐらい出店できたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時~24時(大阪府の時短営業に従う)。新型コロナウイルス対策として席の間に仕切りを作り、定期的な消毒や清掃、換気などを行って営業する。