「焼肉しん」（大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6568-9442）が9月21日、大阪・肥後橋にオープンした。

きれいなサシが入った特上バラ・ハラミ・ロース

　経営は空調や内装の施工会社「アヅミエンジニア」（西区北堀江）。店舗面積は約20坪、席数は28席。

　同社は飲食店や農場も手掛け、店内で使う野菜や米は兵庫県豊岡市から直送しているという。社長の安積英樹さんは「野菜はほとんど無農薬・減農薬で、米も昔ながらの天日干し米。もう少ししたら新米も店に出せる」と笑顔を見せる。

　同店では阿波座の精肉店に長年勤めたスタッフが勤務、肉の仕入れは複数の業者からその日一番いい肉を仕入れているという。安積さんは「『しん』という店名の通り、店の売りはハツ（心臓）。フク（肺）もお薦め」（以上一人前500円、ハーフ300円）と胸を張る。

　ランチは自分で肉を焼くスタイルで、メニューは「ホルモンミックス定食」（850円）、「カルビ定食」「ハラミ定食」（以上950円）の3種類。カルビとハラミが人気といい、オープン以来売り上げは毎日伸び、現在それぞれ約20食が出ているという。

　安積社長は「若い女性が入りやすい焼き肉店にしたくて、カウンターをピンク色にしたり、少しずつたくさんの種類の肉を食べられるようハーフサイズを用意した」と明かす。「同じビルに学童保育の教室があるので、週末はファミリー層にも利用してもらえたら」と期待を寄せる。

　営業時間は、月曜～金曜＝11時30分～15時、17時～22時30分、日曜＝17時～22時30分、祝日＝11時30分～15時。土曜定休。