小料理店「煮炊きや みとん」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-4256-7579)が9月7日、大阪・京町堀にオープンして5周年を迎えた。
料理は酒に合う一品料理を中心に提供。ドリンクは全国の地酒や焼酎のほか、ワインなどをそろえる。店舗面積は6坪、席数は9席。
店は店主の水田優子さんと母親の順子さん、娘のゆりかさんの親子3代でスタートした。現在順子さんは休みを取っており、ゆりかさんは会社員として働きながら週1~2度店頭に立つ。
料理は季節の食材を使った料理のほか、通年で「ロールキャベツ」(680円)や以前ランチタイムでも人気だった「茶美豚のヘレカツ」(1,380円)などを提供する。「今の季節は『蓮根饅頭(れんこんまんじゅう)』がお薦め。ギンナンやユリ根など旬の野菜を入れている」という。
水田さんは5年を振り返り「常連さんに守られた5年だった」と言う。「特にありがたいと感じたのは1年半前、ボヤを出した後に常連さんが駆け付けてくれたこと。掃除などを手伝ってくれて本当に支えられた」と振り返る。
自粛期間以降、現在は客足も戻り、今はほとんど毎日予約で満席という。水田さんは「京町堀エリアは飲食店どうしのつながりが深く、昔の村のようにお互い助け合っている。これからも常連さんや周囲のお店との関係を大事にしながら、長く店を続けていけたら」と期待を寄せる。
営業時間は17時30分~22時30分、土曜・日曜・祝日定休。