「第9回 大船渡サンマまつり」が10月5日、大阪・本町の南御堂(大阪市中央区久太郎町4)で開催される。
10月4日~6日に開催される「船場まつり」の一環。東日本大震災被災地の岩手県大船渡市の復興支援を目的に、200円以上寄付をした来場者に炭火で焼いた大船渡港直送のサンマを振る舞う。2011(平成23)年に始まり、今年で9回目。
同イベント実行委員会によると、これまで8回の開催で計410万28,56円の義援金が寄せられたという。集めた義援金は、全額を大船渡市で活動する復興NPO法人「絆プロジェクト三陸」へ送り、復興支援に役立てられる。
同イベントスタッフの宮浦博之さんは「今年は全国各地でサンマが不漁だが、復興支援のイベントなのでこんな時こそ開催したいと思っている。今年は南御堂の工事もほぼ終わり、会場になる境内も広がる。去年より1000匹多い3000匹のサンマを用意するのでぜひ大勢の人に来てほしい」と参加を呼び掛ける。
会場では「上方お好み焼たこ焼協同組合」(難波)による「お好み焼・たこ焼セット」(400円)のチャリティー販売や念珠の販売も。これらの売り上げも全額被災地へ寄付する。
開催時間は11時~17時(サンマはなくなり次第終了)。