居酒屋「酒処 角力古市」(大阪市中央区安土町1、TEL 06-6212-2411)が9月2日、大阪・堺筋本町にオープンした。
店主の2人は兄弟。父親は相撲の指導者で、弟の古市貞秀さんは元十両力士、兄の古市秀満さんも相撲経験者という。料理はちゃんこ料理とおでん、鮮魚を使ったメニューを中心に提供する。店舗面積は15.5坪、席数は30~40席。
料理は「お造り5種盛り」(780円)や「おでん」(120円~)が人気という。秀満さんは「魚は毎朝、茨木の北部市場に行って仕入れているから新鮮そのもの。魚の種類はその日の市場しだいなので、お薦めは日替わりメニューや店内の黒板を見てほしい」と話す。
店の名物は大鍋で煮たちゃんこを、一人前のわんで提供する「椀ちゃんこ」(280円)。ランチメニューは椀ちゃんこがメインの「ちゃんこランチ」(800円)の1種類を用意する。秀満さんは「鍋の具材は魚のつみれや鶏だんごなど、毎日変えていて飽きない味」と胸を張る。
ドリンクは「生中」(380円)、「チューハイ」(各280円)、焼酎(各380円)など。地酒はその時期お薦めのものを1杯480円でそろえる。
秀満さんは「これからも新鮮な魚やおいしい料理をリーズナブルに提供して、地元で愛される店になれば」と期待を込める。
営業時間は11時30分~14時、16時30分~23時30分。日曜・祝日定休。