「ロボットスタンドカフェ」が9月2日、サブスプリクションバー「コナイト」(大阪市中央区南本町3)に試験オープンした。
コーヒーメーカーを組み合わせたロボットが入れたてのコーヒーを提供する同店。システムはiPadとつながっており、iPad画面で支払いをするとコーヒーメーカーが作動。カップに抽出したコーヒーをロボットアームがつかみ、カウンターまで運ぶ。
「ロボットスタンドカフェ」開発者の林芳枝さんはアプリ開発のエンジニア。IoTに興味があり、ロボットスタンドカフェの構想は2年前に思いついたという。2~3年後には小売店などでロボットが働くのは当たり前になると考えから、他社に先駆け開発に着手した。
林さんは「自販機やコンビニのコーヒーマシンのような効率重視ではなく、遊び心を楽しんでほしい。今は試験段階なのでセッティングなどに人の手を使っているが、今後はフルオートメーション化を目指す」と意気込む。将来的には、花屋など飲食店ではないが待ち時間のある業態などでの展開を考えているという。
コーヒーは1杯200円(税別)、支払いはクレジットカードか交通系ICカードなどで受け付ける。現金の扱いはなし。現在先着100人にオープン記念のステッカーを配布している。
営業時間は、11時~14時。土曜・日曜・祝日定休。