生後28日の新生児を撮影する「ニューボーンフォト」の撮影セミナーが5月20日、大阪・本町の「OWL瓦町ビル」(大阪市中央区瓦町3)で開催された。
主催は出張撮影「fotowa(フォトワ)」を運営する「ピクスタ」(東京都渋谷区、TEL 03-5774‐2692)。セミナーでは年間300人以上の赤ちゃんを撮影しているというしばたひさこさんが登壇し、赤ちゃんのけがのリスクを少しでも減らす工夫や撮影バリエーションなど、一連の流れを座学と実演で解説した。
しばたさんは「ニューボーンフォトを撮ることで、『やっと笑顔で子どもを見られました』という声を頂くことが多い。わが子を少し離れて見ることのできる時間は、子育てが大変な時期のお母さんにとって癒やしになるという意味でとても大事な時間ではないかと思っている。そんな時間をつくれるニューボーンフォトを、もっと広めたい」と話す。
主催者広報の塚田萌さんは「出張撮影は七五三やお宮参りの依頼が全体の7割を占めるが、ここ数年で伸びてきているのがニューボーンフォト。関西では昨年の5倍の依頼がきている。フォトグラファーからもニューボーンフォトを撮影したいという要望が高まっているため、正しい知識を持ったフォトグラファーを育成できればと思いセミナーを開催した」と話す。
参加者は同社サービスに登録しているフォトグラファーを中心に、ニューボーンフォトを撮った経験の有無を問わず40人以上。参加者は「いかにお母さんに安心してもらえるようなコミュニケーションができるかが課題だった。セミナーに参加して、撮影のイメージが湧いた」と話す。
出張撮影「fotowa(フォトワ)」の撮影料は、平日=1万9,800円、土曜・日曜・祝日=2万3,800円(料金は全て税別)。