和食店「昇六(しょうろく)」(大阪市西区靱本町1、TEL 06-6443-1088)が3月29日、大阪・靱本町にオープンした。
約18年間和食で修業してきた店主の下田正人さんが、同じく和食料理人の父親と共に開業した。店名は父親が島之内で営業していた和食店から継いだという。大阪近郊の野菜や魚を中心とした旬の食材を使う和食コースを提供する。席数は、1階7席、2階10席の17席。1階のみ禁煙。
昼は5,000円のコースのみを提供する。内容は突き出し、造り、わん物、あえ物、盛り合わせなど7皿。盛り合わせには焼き物、揚げ物、肉料理など6~7品が入る。
夜は8,000円、1万円、1万2,000円の3種類のコースを用意する(価格は全て税別)。突き出し、盛り合わせ、造り、わん物、焼き魚、肉料理など、各コースで8~9品ほどの料理を提供する。コース内容は季節により異なる。
下田さんによると、これからの季節は貝塚から朝掘りのタケノコや、八尾の若ゴボウ、水菜などの花のつぼみ『たねのさき』といった旬の野菜や、タチウオ、キンメダイ、ハマグリやアサリなどの魚介類を使った料理を提供する予定という。
下田さんは「靭公園付近は緑に囲まれ、ファミリー層が多く、オフィス街とも近いため接待需要も見込める良い立地。1階のカウンター席はオープンキッチンなので、お客さんと会話しながら好みに合った料理を提供したい。出来たてを食べるライブ感を楽しんでもらえたら」と意気込む。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~22時。