資生堂大阪ビル(大阪市中央区北浜3)エントランスで12月14日、大阪芸術大学の学生がデザインしたウインドーアートの展示が始まる。
周辺エリアでイルミネーションイベント「大阪・光の饗宴」が開催されていることに合わせ、「同時期にショーウインドーを生かしたおもてなしをしたい」との思いから資生堂ジャパン(東京都港区)近畿事業部が企画した。デザイン・制作は大阪芸術大学の学生19人が授業の一環として行った。
資生堂ジャパン近畿事業部の野村治夫事業部長は「以前は同エントランスでウインドーアートを行っていたが、27、8年前から途絶えていた。若手社員からの声もあり、今一度大阪でもウインドーアートを行うことになった。お客さまにワクワク、ドキドキを与えられたら」と笑顔を見せる。
大阪芸術大学デザイン学科教員の橋本健二さんは「私自身、資生堂のウインドーディスプレーには大きな影響を受けてきた。学生にもこれまでの資生堂のディスプレーアートを見せ、イメージしてもらった」と話す。
デザインした学生の東森登也さんは「テーマの『クリスマス』に資生堂のイメージを取り入れ、深みのある赤色をメインカラーとして『セクシー』で『ロマンチック』なイメージを表現した」と話す。
展示は12月25日22時まで。